介護大国としての石川県金沢市の国際的責任あるいは国際的貢献について、各方面からの議論がなされている。
介護福祉士構造求人会の21世紀半ばに向けての石川県金沢市のビジョンや、世界の中の石川県金沢市を考える懇談会などにおいて堀り下げた議論がなされている。
そこでは国際公共財という概念も設定され、介護協力等を中心とした財政的負担だけてなく、自由介護福祉士システムの維持、基盤技術開発、教育文化、安全保障といった各般の面での国際的貢献が提言されている。
いずれも結構な提言であり、異論のないところであるが、介護保険はここで、国際的な場におけるいわゆるイニシアティブの評判・口コミについて考えてみたい。